汚レ唄


早めに行って駅前をブラブラしてるのもいいかもしれない。



「よっこいしょ♪」

愛しの黒のギターケースを肩に担いだ。


蒼にはどうしようかな?

一応言っておくか。

じゃないと心配するだろうしな。


そう思い、蒼の部屋のドアをノックするも返事はない。


「あれ?お風呂かな?」


だったら無理に伝えることもないか。

早めに行くけど歌う時間はいつもと同じだし。

書置きだけ残して先に行こうかなっと蒼の部屋の前で考えていると1階からなんか怒鳴り声が聞こえてくる。



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