ヒミツの恋の方程式
「そんな顔されたら、“もっと”って思うのが男だろ?」
そんな言葉とともに、あたしの耳に軽く触れ、
「雫の恥ずかしがる顔、もっと見せてよ」
あたしの唇に触れるか触れないか、ギリギリのところから息を吹きかける。
「…っ」
触れてもいないのに伝わる、聡の熱。
その熱さに耐えられなくて、ぎゅっと強く目を閉じると――…
「ダーメ、雫」
掴まれるあごと、
「…っ!!!」
背筋をなぞる聡の指先。
そんな言葉とともに、あたしの耳に軽く触れ、
「雫の恥ずかしがる顔、もっと見せてよ」
あたしの唇に触れるか触れないか、ギリギリのところから息を吹きかける。
「…っ」
触れてもいないのに伝わる、聡の熱。
その熱さに耐えられなくて、ぎゅっと強く目を閉じると――…
「ダーメ、雫」
掴まれるあごと、
「…っ!!!」
背筋をなぞる聡の指先。