ヒミツの恋の方程式
あたしの優等生人生、お先真っ暗!!


もちろん、堂々と不順異性交遊をした不良ってことで、内申にも響きまくり。


有名私大の推薦はとれなくて、最悪浪人!?


ありえなーい!!


ありえない、ありえない!!


どうしよう、どうしよう!!


なんとしてもこの場を抜け出さなければ。


でも、焦れば焦るほどいい考えなんか浮かばなくて。


今さらながら、あたしは勉強しかしてこなかった我が人生を悔いた。


うっ…
もっと修羅場をくぐり抜けるべきだった。


そうしたら、こんな状況、お茶の子さいさいで切り抜けられたのに―っ!!

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