alternative
横須賀基地の事務局に出向いたラルフ。
「ラルフ・ハミルトン、出頭しました」
部屋の入り口で敬礼すると。
「来たか。こっちだ」
時雨が彼を呼び寄せた。
緊張した面持ちで入室するラルフ。
「時雨教官、お呼びですか」
「ああ…貴様にちょっとした任務を引き受けてもらいたくてな」
時雨は大きめの封筒をラルフに渡した。
封筒には『極秘』の判が押してある。
「…俺が見てもいいんですか?」
いわゆる軍機という奴だ。
本来ならば訓練兵が見ていいものではないのだが。
「貴様は完全抗体の持ち主だし、今回の任務に加わってもらう必要があるのでな。見てもらわなければ困る」
「……それでは、失礼します」
一体何が入っているのか。
ラルフは封筒の中身を取り出した。
「ラルフ・ハミルトン、出頭しました」
部屋の入り口で敬礼すると。
「来たか。こっちだ」
時雨が彼を呼び寄せた。
緊張した面持ちで入室するラルフ。
「時雨教官、お呼びですか」
「ああ…貴様にちょっとした任務を引き受けてもらいたくてな」
時雨は大きめの封筒をラルフに渡した。
封筒には『極秘』の判が押してある。
「…俺が見てもいいんですか?」
いわゆる軍機という奴だ。
本来ならば訓練兵が見ていいものではないのだが。
「貴様は完全抗体の持ち主だし、今回の任務に加わってもらう必要があるのでな。見てもらわなければ困る」
「……それでは、失礼します」
一体何が入っているのか。
ラルフは封筒の中身を取り出した。