alternative
翌日早朝。
横須賀基地の駐機場を、一機の軍用ヘリが飛び立つ。
乗っているのは装備を整えた時雨とラルフ。
時雨は軍刀と撮影用のカメラ、ラルフは同じく銃剣型軍刀とM4アサルトライフル、それとは別にデザートイーグルという軍用拳銃もホルスターに納めている。
50AE弾という大口径の弾丸を使用するデザートイーグルは、拳銃の中では最強クラスの威力を誇る。
如何にAOKといえど、そう簡単に再生する事は出来ないだろう。
「ところで」
時雨が振り向いてジト目で見る。
ヘリには何故か、今回の任務を任されていない奈々、晴、綾斗、皓の姿もあった。
勿論全員装備を整えてきている。
「何故貴様らがついてくる。基地で自主訓練を命じておいた筈だが」
「『自主的に』任務参加です」
奈々がニコッと笑ったのを見て、時雨は額に手を当てて溜息をついた。
「任務の性質上、大人数では行動がしづらいのだ…だからラルフだけに任務を与えたというのに…」
横須賀基地の駐機場を、一機の軍用ヘリが飛び立つ。
乗っているのは装備を整えた時雨とラルフ。
時雨は軍刀と撮影用のカメラ、ラルフは同じく銃剣型軍刀とM4アサルトライフル、それとは別にデザートイーグルという軍用拳銃もホルスターに納めている。
50AE弾という大口径の弾丸を使用するデザートイーグルは、拳銃の中では最強クラスの威力を誇る。
如何にAOKといえど、そう簡単に再生する事は出来ないだろう。
「ところで」
時雨が振り向いてジト目で見る。
ヘリには何故か、今回の任務を任されていない奈々、晴、綾斗、皓の姿もあった。
勿論全員装備を整えてきている。
「何故貴様らがついてくる。基地で自主訓練を命じておいた筈だが」
「『自主的に』任務参加です」
奈々がニコッと笑ったのを見て、時雨は額に手を当てて溜息をついた。
「任務の性質上、大人数では行動がしづらいのだ…だからラルフだけに任務を与えたというのに…」