君の声を聴かせて
目の前には、蓮沼くんのアップ。
目に少しかかる位の前髪。
その隙間からは、男の子にしては長めのまつげに、日焼けもしてない白い肌。
こんなに近くで蓮沼くんの顔を見るコトなんてなかったから、思わず…。
「キレイ…。」
なんて言っちゃったけど、次には
「あっ!蓮沼くんメガネない!!なんで??」
「ぶははははっ!!」
狭い国語科準備室に響き渡る蓮沼くんの声。
目に少しかかる位の前髪。
その隙間からは、男の子にしては長めのまつげに、日焼けもしてない白い肌。
こんなに近くで蓮沼くんの顔を見るコトなんてなかったから、思わず…。
「キレイ…。」
なんて言っちゃったけど、次には
「あっ!蓮沼くんメガネない!!なんで??」
「ぶははははっ!!」
狭い国語科準備室に響き渡る蓮沼くんの声。