君の声を聴かせて
「面白いー?」



そう言いながら、私は用意されていた夕飯を温め直し、ダイニングテーブルの椅子に座る。



「かっこいいぃぃぃ〜。」



私の質問に対して、この言葉。

もちろん顔はテレビに向きっぱなし。


なるほど。
どうやら面白いらしい。


観たいテレビ番組もなかったから、私も一緒にアニメを観る。

まあ、“聞き流してた”って言うほうが正しいかな。
< 6 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop