君に永遠の初恋を。
「『仕事』がんばってね。また遊びにきなよ」

「俺、一応泥棒なんだけど」

「関係ない。ただ、あまりにも疲れた顔してるから」

ひらりと手を振り、校舎を後にした。

普通にしてるつもりだろうけど、かなりやつれてる。

昨日も思ったけど。

泥棒はいつの時代にも大変なんだよね。

< 11 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop