ボーダーライン
良いぐらいに酔いも回り携帯で時間を確認すると
22時半を回っていた。



「そろそろ出るか?」



「だね!あぁ〜飲んだぁ〜。」



「そのわりにはお前酔っ払ってないじゃん。」



「いや、結構きてるよ(笑)。亮くんは?」


「俺もぼちぼち(笑)。」



会計を済ませ外に出る。



すっかり夜の雰囲気になった街は物凄く静かだった。



生暖かい風が身体中を包み余計に酔いが回りそうだ。
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