ボーダーライン
フラフラと後を付いて歩いていると
急に亮くんが立ち止まって振り返った。



「うぁ?!な、なに??」



急に振り返った亮くんにビックリして思わず声が出る。



「そんな驚くなよ(汗)。」



そう言うと亮くんは片手を私の頭にポンと置いて頭を撫でた。



亮くんがどこか寂しげに微笑んでいる様に見えて



「どした?」



思わず亮くんを見上げて問いかける。



「そんな不安そーな顔すんなよ…。」



そう言った亮くんは……




私にキスをした……。
< 107 / 130 >

この作品をシェア

pagetop