ボーダーライン
色々な疑問符が頭の中を飛び交う。



驚きのあまり言葉が出てこない。



少しの沈黙の後、私は少しずつ動き出した思考回路で言葉を絞り出した。



「ど、どのようなご用件でしょうか?」



今できる精一杯の冷静を装う私は…少しだけ震えていた。
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