ボーダーライン
頭を下げたまま私は言葉を続けた。
「昇格の件…とても有り難いお話だと思います。しかし…本当に申し訳ありません。」
沈黙が流れる。
なぜか怖くて頭を上げれない。
そんな私を見かねたのか部長の声がした。
「川上くん。顔を上げて。」
私はゆっくりと顔を上げた。
「辞退するなら辞退するで何も辞表までは…。」
そう言う部長の顔は…困った顔をしていた。
「昇格の件…とても有り難いお話だと思います。しかし…本当に申し訳ありません。」
沈黙が流れる。
なぜか怖くて頭を上げれない。
そんな私を見かねたのか部長の声がした。
「川上くん。顔を上げて。」
私はゆっくりと顔を上げた。
「辞退するなら辞退するで何も辞表までは…。」
そう言う部長の顔は…困った顔をしていた。