ボーダーライン
「お父さんだって飲んでんじゃん?それ。」


そー言って父親の前に置かれたビールを指さす。



「仕事が終わったら飲みたくなる。」



「それ、私も同感!!って事で行ってきます〜♪」



やれやれという表情を浮かべた父親にヒラヒラと手を振って家を出た。



外に出ると生暖かい風が私の髪を揺らした。


空を見上げると…



東京では見れない程の星がたくさんキラキラしている。
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