ボーダーライン
すると、個室の方から賑やかな笑い声が聞こえてきた。


亮くんは、その声を気にして個室に目をやると…



「合流する?」


と、個室を指差す。



「あ〜…いいわ。やめとく。」


別に人見知りする訳じゃないけど
大勢で飲む気はしなかったので断った。



「じゃ、今度飲むか?」



「うん…別にイイけど…。」



「じゃ、連絡先教えろ!俺のも教えとくから。」



私達はお互いの連絡先を交換した。
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