GIVE IN TO ME

「…じゃあ行くぞ」




 そう言ったのは、金髪ではなく黒い服を身にまとった夢羽だった。



 黒い服と言ったけど、それは後ろに白の文字で刺繍がしてあって…。





「Sola…?」





 その文字が、私の目に焼きついて離れなかった。



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