2段ベット。



「ねえ、柚姫!今日柚姫の家行っちゃだめ?」


「え…なんで?」


「だってー、いつも柚姫の家行ってもトモいないんだもん!!」


「…もしかして亜也香、Rainbow目当てでしょ!!」



これだから嫌なのよ、お兄ちゃんが芸能人って。


でもあたしは昔っからお兄ちゃん大好きだったし、今も変わらないくらい大好きだから。


‘家族’だしね。



「いいじゃーん、お願いっっ!!」


「うーん…」


「柚姫ちゃーん!俺もトモに会いたいよー」


「ま、麻也くんまで~」


「柚姫、俺も行きたいな。」



めったにそんな事言わない亮一までもが口出ししてしまった。



「もー、しょうがないな…。」


『やったー!!』


一同、大喜びです。


「でもお兄ちゃんきっと疲れてるだろうから、あんまり迷惑かけないでね。」


『はーい!』


一応お兄ちゃんに予告でもしとこうか。
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