ココロ
純粋
「なんでよ!」
バシッ
強烈な音と共に、一人の少女の泣く声。
「やめてよぉ…本当に。お願いだから…」
「あんたがあたしの服引っ張るからじゃん!あ~もうこれ、お母さんに言ったらもも、どうなるかわかる?」
最悪の女だ。
だが、まだガキだった私には、自分は正しいと思っていた。
「ごめんね…。ごめんなさい。本当に。だから言わないで!…。」
「もう、ももなんて知らない。マジむかつく!」
それから私は、ももとは一週間程口をきかなかった。
「あっ」
バシッ
強烈な音と共に、一人の少女の泣く声。
「やめてよぉ…本当に。お願いだから…」
「あんたがあたしの服引っ張るからじゃん!あ~もうこれ、お母さんに言ったらもも、どうなるかわかる?」
最悪の女だ。
だが、まだガキだった私には、自分は正しいと思っていた。
「ごめんね…。ごめんなさい。本当に。だから言わないで!…。」
「もう、ももなんて知らない。マジむかつく!」
それから私は、ももとは一週間程口をきかなかった。
「あっ」