恋スル2人 ~小野先生とアタシ・だもの!~

「そうそう、
今日、日ノ岡さん誕生日なんでしょう?
一緒にお祝いしてもらうんでしょ?」


「はい…!」

アタシはその彼女の言葉ににっこり笑って応える。


「もう顔緩みっぱなし。
今日はあとアタシでなんとかしとくから帰りなさい?」


そう言って小倉さんは笑いながらアタシの頬をそっとつついた。

ちょうど終業のチャイムが鳴る。








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