毒舌先輩とあたしの秘密。
翌日。
「おはよ~恵!大樹も!」
「おはよっ柚!」
「ふぁぁ・・・おふぁよ」
「今日は大樹を待たせなかったんだねッ」
「もう!」
「そーだよなー待たせすぎだよないつもッ」
ん?殺ってほしーのかな?大樹クン←
「・・・柚」
「ん?」
「この掲示板のどよめき・・・何?」
「えっ?何・・・?」
柚も朝早く来たらしいのに知らないみたいだった。
「じゃ見に行く?」
「うん・・・」
ちょっと気になるし。
「熱愛スクープとか?」
「うわーまじないわー」
「そうひがむな柚w」
「大樹は?」
「うん、俺も行く。」
こうしてあたし達は掲示板に向かった。
・・・見なければよかったのかな。
「え?この子・・・!」
「もしかしてだよね・・・」
そんなどよめきが微かに聞こえた。
掲示板の前に着くと皆がザッと身を引いた。
「「「?」」」
そんな掲示板に目を向けると・・・・。
「「「!!!!」」」
絶賛生放送中のあたしの姿が写し出されていた。
「何よこれ・・!」
「誰が・・・」
『俺・・・だけど?』
「!!」
そういってニヤリと笑う男は・・・学校の先輩だった。