あたしのノート
あたしのノート

あたしの前の席には
大好きな人がいる。

その人はいっつも寝てる。

授業中もノート書いてないんだ。

明日ノート提出しなきゃ
いけないんだって。

だから、聞いてみちゃった。


「ノート貸そうか?」


って。


あなたは笑顔で言った。


「ありがとう。」



でね、
あなたがあたしのノートを
返してくれた時に言ってくれた


「字、読みやすかったよ」


って。


その言葉だけであたしは満足です。



あなたに貸すために
頑張って綺麗に書いたノート。

また、貸してあげる。



-end


< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

期待なんかさせないで

総文字数/858

恋愛(その他)5ページ

表紙を見る
告白

総文字数/1,351

恋愛(その他)10ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop