あたしのノート
あたしのノート
あたしの前の席には
大好きな人がいる。
その人はいっつも寝てる。
授業中もノート書いてないんだ。
明日ノート提出しなきゃ
いけないんだって。
だから、聞いてみちゃった。
「ノート貸そうか?」
って。
あなたは笑顔で言った。
「ありがとう。」
でね、
あなたがあたしのノートを
返してくれた時に言ってくれた
「字、読みやすかったよ」
って。
その言葉だけであたしは満足です。
あなたに貸すために
頑張って綺麗に書いたノート。
また、貸してあげる。
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