星に願いを

あーどうしよう?
緊張してきたよ〜


「おーい稲沢入ってこい」


先生に呼ばれて教室のドアをあけて入った


「じゃあ稲沢、自己紹介をしてくれ」


「はい。えーっと、今日この学校に転校してきた稲沢愛華です。よろしくお願いします」


頭を下げて挨拶するとクラスの人達は拍手をしてくれた


「稲沢は…あそこの席に座ってくれ」


先生が指さした方を見ると、一番後ろのはじっこ

唯一の隣の人は寝てるし…

私はしぶしぶ席の方に行った


「おーい!!鳴海おきろ!!」


私の隣にいたひとは、ゆっくりと顔をあげた
< 6 / 13 >

この作品をシェア

pagetop