青薔薇
一人一人と着々に倒していくが、
あたしも疲れてきたようで、なかなか数が減らなくなってきた。


でもそれと逆に敵たちは、
あたしが強いことを恐れて、
戦意を失いつつあった。


だから、
油断していたのかもしれない。




ドカッ!!

また、一人を倒したあと、
あたしは、
疲労と頭の痛みでふらついていた。

奴らはそれをチャンスだと思って、
一人の男が鉄パイプを持ってあたしの背後に立った。


あたしは、
体を立て直すのが精一杯で気づかない。


そしてそのまま…


バキィッッ!!
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