絆の向こうで
自宅に帰り、あたしはすぐに眠ってしまった。

夢を見た


「あたしのことどうおもってるの?」

『俺には夏樹。お前しかいないんだ。俺を信じろ!』

あぁ
あたしが一番言われたい言葉

隆が言ってくれた

あたしは涙がツーっと流れるのがわかった

「その言葉…まってた。あたし、ずっとまってたのに…遅いよ…隆……遅いよ…」

あたしは泣いた
泣いていた。

隆があたしの肩にてをおいた。


りんちゃんがむこうら歩いてくるのがすぐにわかった。


すると…隆の手がスッとあたしの肩から離れていく……


エッ!!


『隆ぃ。私にはあなたしかいないのッッ。隆だぁいすき』

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