拝啓、過去(あの時)の俺へ [完]
だから………



「あぁ、それならアタシが…」



「いやっ!!
それはダメだから!!

悪いし…
女の桐原に払わせるのは…」



焦りながらも言えた。
唖然としてる…
俺、なんか変なこといったか!?



「ふふ…!!
そっか!!残念!!

じゃ、また今度遊ぼ!!
お疲れ様!!照吾と、これからも仲良くしてね!!
じゃ、バイバイ!!」



あ、ちょ…
バイバイって返す前に
走り去っていっちまって…
なんだか無様な格好してる俺。情けない…
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