拝啓、過去(あの時)の俺へ [完]
「捺乃ちゃん、中学違うとこいっちゃったんでしょ??」



「あぁ.....そうだったな....
モデルの仕事楽しみたいとか....」




「あたし、思ったんだけど....
照吾くんってどこの中学校いくの??

捺乃ちゃんが別のとこにいるからさ....」




あ......
そういえば.....そうだな....



「明日聞いてみるか.....」



「そうしなよ!!!!

折角モデルと仲良くなったのに!!
てのは嘘。
気になったときに聞いて
心の準備したほうがいいよ
いきなりだったらショックじゃん!!!」



俺よりも俺のことわかってて
俺より俺を心配して
振ったりもしたのにたくさん泣かせたのに
なんでお前は笑ってくれる??
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