拝啓、過去(あの時)の俺へ [完]
「ん、なんでもない....!!!」




「.....そーなのか..??」




バカな俺はそれ以上は何も聞かなかった。
小さいながらに気を使ったのか
ただ面倒だったのか




それは当時の俺にしかわからないことだが。




「んじゃ、迎えに行くから。
さっさと準備しとけよ!!」




「うんっ!!!!」




じゃあなって手をふって家に入る
ランドセルほうりなげて帽子を投げる
ここまでの時間約5秒
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