拝啓、過去(あの時)の俺へ [完]
「よかった.....ね...??
司、最後に言うよ。
あたし....司が....ずっと好きだった。

4年生の時、大人びて....司に嫌...われ..て、
すっ..ごく悲し...かった...の」




夏姫の涙は止まらなかった。




「捺乃ちゃんが好きになっちゃって....

あたし、もう潔く諦めるよ
でもね、次は司が、
あたしを選ばなくて
後悔する番だからね!!」




最後の言葉を言うときは
笑ってた。




「うん。
夏姫が幼なじみでよかった
ありがとう」
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