拝啓、過去(あの時)の俺へ [完]
「んぁー.....
俺、学校から直接司家いってもいいか??

一回家はいったら外でにくいんだ。」




何か訳ありだろうか。
ちょっとだけ、
苦しそうな顔した。




「おー。別にいいよ。
そっちのが楽だしな。」




「センキュー」




「ヨアウェルカム」




「はははは!!!
片言だしっ!!!」




学校にいる間、いや
俺たちといる間はそんな顔すんなよ




なんであの表情したのかは知らない
でも、俺たちといるときは
なにも考えずにいてほしいと思った
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