拝啓、過去(あの時)の俺へ [完]
「だからー俺の家、あれ」




指さした方向にあるのは....




「「はぁっっ!?!?」」




この世のものとは思えないくらいの豪邸




「す....すげぇ....
照吾、あんなとこにすんでたのか..!!」




「でも....広いだけで、
なーんにもない。

あの家に入ったら.....
あ、いや、なんでもない...
忘れてよ」




あの時何を言おうとしてたのか
俺にはさっぱりだ。
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