愛されたくて
大好きなひと
ケンちゃんが言った。
「プッチ・・・パパとママ好き?」
「ワン!」(うん!大好きだよ!)
「うん、ぼくもお父さんとお母さん大好き!」
「でもさ。プッチ・・。」
「お父さんとお母さんもぼくのこと、好きになってもらうにはどうすればいいのかな?」
「ぼくね、悪い子だから。・・・いい子になれないから、お父さんとお母さんはぼくのことキライなのかなって思うんだ。」
(なにいってるの?ケンちゃんのこと、キライな人なんているわけないよ!!)
(みんなケンちゃんのこと好きだよ!)
そうボクは言ったけど、ケンちゃんはまたあの悲しそうな笑顔でボクの頭をやさしくなでた。
ケンちゃん・・・。
なんでそんなこと思うの?
「プッチ・・・パパとママ好き?」
「ワン!」(うん!大好きだよ!)
「うん、ぼくもお父さんとお母さん大好き!」
「でもさ。プッチ・・。」
「お父さんとお母さんもぼくのこと、好きになってもらうにはどうすればいいのかな?」
「ぼくね、悪い子だから。・・・いい子になれないから、お父さんとお母さんはぼくのことキライなのかなって思うんだ。」
(なにいってるの?ケンちゃんのこと、キライな人なんているわけないよ!!)
(みんなケンちゃんのこと好きだよ!)
そうボクは言ったけど、ケンちゃんはまたあの悲しそうな笑顔でボクの頭をやさしくなでた。
ケンちゃん・・・。
なんでそんなこと思うの?