愛されたくて

いい子、悪い子

次の日、ケンちゃんが遊びに来た。

いつもの笑顔で、

「よし!プッチ行こう!」

と言ってたけど、


なんで足をひきずってるの?


クーーン。(ケンちゃん、痛いの?)


ケンちゃんの後ろすがた見てたら、

ボクに気づいたケンちゃん。


「プッチ・・。またぼく悪い子になっちゃった。」

「だめだね、テストの点良くなかったんだ。」


ケンちゃん。悲しいかおしてる・・。

ケンちゃん、悪い子じゃないよ。

ボクが一番知ってる。

ボク、ケンちゃん大好きだもの。




だから、またあの大好きな笑顔みたいよ。
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