愛されたくて
ケンちゃんが

来ない

ケンちゃんはあれから、あんまりボクのおウチに来なくなった。

ボク、ママに聞いたの。

(ママ!ケンちゃんは?!また遊びに来るよね!)

(今度はいつ来るの?!)
「クーーン・・・」


「プッチ・・ケンちゃんのこと?」

ママはボクを抱っこしてくれた。


「そうね。また遊んでもらいたいね。」


「ワン!」(うん!)



お空が暗くなって、パパとママがお話をしてた。


ママがお目目から水をだして、とても悲しい顔をしていた。


ケンちゃんの話をしているみたい。


「ケンちゃんがかわいそうすぎるわ!」

とママは言った。


パパ、ママ・・・ケンちゃんどうしたの?また悲しい顔してたの?
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