。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
その後少しの間聖はブツブツ何か呟いてた。
「そういえばさ、桐葉さん?」
「なによぉ、斎斗」
「その傷だらけな体はどうしたんだ?」
ちょっと、直球すぎたかもしれねぇ。
桐葉が困った顔をしている。
それから、少しの間無言が続いて、そこで桐葉が口をひらいた。
「学校に行けって、ね。まぁ、誰にやられたかは分かるでしょ?」
「まぁ、な…」
やっぱ…親だよなぁ。
俺がなんとかしてやれないかな……
「あっ……」
「?」
俺が突然声をあげてしまったから、桐葉も聖も不思議そうな顔をしている。
「3人ぐらししよぉーぜ!」
そう告げると、二人して驚いている。
と、思ってたら何か納得したぽくて……
「それ、いう考え!」
桐葉が顔を明るくして、発した言葉は俺にとって嬉しい考えだった。