。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
そして次の日。
「おはよう! 來玲乃!」
私はちゃんと学校に来て笑ってる。
だけど……
「どうかしたの?」
その一言に笑顔が消えて行く。
「えっ? な、何の事? 私、元気だよ?! だって、ちゃんと笑って……!」
でも、來玲乃は心配そうな顔をこちらに向けてくるだけだった。
どうして?
笑ってよ!
私は、元気だよ?
「無理しないで? ホントは怖いんでしょ?」
「えっ……?」
「このクラスの子達が怖いんでしょ?」
怖い……?
ううん、そんな事ない!
だって、クラスのみんなは私に笑ってくれる。
みんなは怖い顔でこっちをみている。
だって、私に優しい言葉をかけてくれる。
みんなは冷たい言葉をは居てくる。
だって……だって……!
「どうしたの?」
「へっ……?」
みんなは笑ってた。
優しい言葉をかけて来てくれて居た。
じゃあ、さっきのはなぁに?
私の勘違いだったの?