。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
「悪いのは私です。どうか、もうやめてあげてください」
「きり、は……」
女性は笑出した。
斎斗はどうして、みたいな顔で私をみてる。
もう、好きなだけ笑えばいい!
これ以上、私のせいで傷付く聖斗くんも斎斗も見たくないっ!!
なにをいわれたって、なにをされたって…
負けもんかっ!!←よくいった!!
「あなた、面白いね。馬鹿じゃないの? 狂ってるの? どうして、こんな奴の事を庇うのよ?」
相変わらず酷いこという親だなぁ。
でも、負けないって決めたからっ…!
「もう、何とでも言ってください。ただ、私は聖斗くんと斎斗のことが、大切だから…!!」
"ガチャ"
また、誰かきた?
開くドアの先には、可愛らしい少女がいた。
「おかえり、椎奈(しいな)」
「ただいま、ママ。この状況はなぁに?」
椎奈っていう少女は親と同じ、怖いかおをして…こちらをみていた。