。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
「斎…?」
聖斗くんはそうつぶやいたかと思うと、今音のした方へと走っていた。
そして……
「斎が、斎が…!」
ぶつかったのは大きなトラックみたい。
周りには野次馬ができはじめていて、その中から救急車を呼ぶんだ!という人の声がきこえる。
え…?
斎斗が事故に、あった…?
しかも、トラックとぶつかって…
横で聖斗くんが泣きじゃくっている。
そんな中に救急車の音が響く。
私達も一緒に乗せてもらって、病院へ急いだ。
「聖斗くん、もう泣かないで?」
「だって、斎が…こんな事故は初めてだよ……きっと、今度こそ死んじゃうんだっ!」
聖斗くんの言いたいことはわかるけど、そんなのと言ってたらダメだ!←よし、いいこといった!
私が…何かいい言葉をかけてあげなきゃ!!