。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。


私は一日中クラスの子達の視線が気になっていた。


私、何かしたっけ?
何にもしてないよね?
なのに、朝のはなに?
私は誰かに恨まれてるの??


次は五限目の授業だ。


教室に先生が入って来た。
そして、黒板に書かれた文字。


『自習』


そして、先生は出て行った。


自習か……。
授業より、つまんないじゃん!
來玲乃と話してよっかな?


そう思って話しかけようとしたときだった。
クラスメイトの一人が前に立った。


「みんな注目!」


その子の顔はとても怖かった。


その子は黒板の『自習』の文字を消し、


『イジメ会』


そう書き直した。



私はその瞬間、一瞬だけ恐怖を感じた。


「今日は『イジメ会』しま~す♪」


クラスの子は拍手する。
みんな、盛り上がってるようだ。


「ターゲットは、"千堂 桐葉"で~す♪」


ニコッと笑いそう言った。

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