。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。




「よぉ、聖斗、知ってるか? 昨日大通りで事故があったんだって。聖斗、お前危なっかしいからな気をつけろよ…って、えっ? なに、この空気?」
「どうかしたの?」




沙樹も沙耶もKYすぎ!!←教室はいってきたばっかだから!




「やっぱり、僕帰って病院行ってくる…」
「なにいってるの、聖斗くん? ちゃんと、授業受けて帰らなきゃ! ちゃんと、病院で約束してきたでしょ?」




病院は相変わらずお世話になってるところなので、そこでいつもの看護婦さんとやくそくしてきたんだ。




「でも、僕がいない時に死んじゃったら、どうするの…?」
「大丈夫だよ、そんなやわじゃないよ斎斗は!」




教室がシーンとなってる。




「だけど…!」




"パチンッ"




私は思い切り聖斗くんの頬を叩いた。




「心配してるのは、聖斗くんだけじゃないんだよ。私だって、今すぐにでも病院行きたいよ! でも、ここで病院行っちゃったら諦めてるのと同んなじだから…私は信じてるからっ!!!!」




またまた、かっこいいこと言っちゃってる自分。
もう、なにいってんだろ自分って感じ。
聖斗くんの綺麗な顔を叩いちゃったし……!!




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