。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
「大丈夫だよ、もうしないんでしょっ? 嫌いになんてならないから」
そういうと、まだ不安そうにもしてたけど、さっきよりは表情が柔らかくなった。←柔らかく?
「桐葉ちゃん、僕の事も嫌いにならないでね…?」
「聖斗くんも、もうあんなことしないっていうなら……」
聖斗くんの顔がパーっと明るくなる。
「おじゃましまーす」
突然の声に振り返ると、そこには井ノ口双子の母親がいた。
「なに、しにきたんですか?」
私は怖かったけど、そうきいた。
だって、私が二人をまもらなきゃって思ったから。
母親は、私の目の前にたつと、こう言った。
「恥さらしに、ちょーっときついお仕置きをしにきたの♪」
そう言って、私の横を抜けて斎斗の元に行った。