。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
私の足は教室から屋上へと走っていた。
「わかんない……何で、かな…………? こんなのはじめて…だよぉ…………」
嫌だ!
前まではこんな事をみてるだけだった。
嫌だ!
冷たい目でみているだけだった。
嫌だ!
こんな事されるなんて考えてなかった。
私は屋上についた。
空は曇っている。
「空も、私みたいな気持なのかな? 泣きそうなのかな?」
いつもはこんな事考えたりしないのにね。
私の事がわからない。
涙が一粒こぼれる。
「ねぇ、なんで? どうして? ごめんなさい……? もう、わからない……こう言う時はなにすればいいの? よく聞くけど、ここから飛び降りちゃえばいいの??」
私は屋上からしたを見る。
「ここ四階なのに……低く見えるよ…………?」
私はその時手を滑らせてしまった。
「あっ…………!」
そう思ったけど、私はしたに落ちていた。
ダメ…………。
分からないんだ……。
ガチャっ!
屋上で扉が開く音がした気がした。
それから、よく知ってる双子が私の事を呼んでいるような気も……。
だけど、私は_______