。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
「桐葉ちゃんだったかしら?」
「なんですか?」
私が…二人を守るんだっ。
「邪魔しないでくれる?」
「…どうしてですか?」
「これは、私達家族の問題なの」
そっか…
家族……
「なら、もっとあなたの家族を大切にするべきですよ」
母親はハッとなって、俯いた。
「あなたがいると、調子狂うわ」
そう言って、部屋から出て行った。
「はぁ……二人とも、大丈夫?」
そう言うと、斎斗が口を開いた。
「どうして…止めたんだよ……?」