。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
「桐葉、やっぱりないてんの?」
斎がやってきて、そういった。
「当たり前でしょっ!」
「俺も、寂しいよ。でも、聖が自分で決めたことだからさ、止めるわけにはいかないだろ?」
斎も泣きそうな顔しながらそう言った。
「さ、いこうぜっ!」
「どこによ?!」
「卒業祝いと、聖を送る会!」
そう言って指差す先には來玲乃と沙樹沙耶がいて、聖もいた。
「いかないのか?」
「いくにきまってるでしょっ!」
こうして、私にとって大変だったけど、すごく幸せだった高校生活が終わった。