。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
私はついこないだ、聖斗君が好きな事を君の事が來玲乃に言いました。
なのに、なぜ?!
なぜ、聖斗君ではなく、俺様悪魔バカ男が好きな事になってるんですか?!
「違うんだ?」
「ち・が・い・ま・す!!」
私はハッキリ、大きな声でいった。
だって、それぐらい言わなきゃ、ね?
「そっか……。違うのか~」
「なんで、ガッカリしてるの?!」
「だって、感外れちゃったから」
「そんな事で、落ち込まないでよ~~」
意外に、変わってる來玲乃です。
だから、可愛いらしい?←私にはわかんない。
でもね。
顔が可愛いのは、認めます。
はい、認めない訳にはいかないですよ?
双子の言い合いを見ながら、私はそんな事を考えていた。←自分のせいなのに?!
來玲乃は、読者モデルなんです。
しかも、街を歩いて居たら、スカウトされたんだって……。
羨ましすぎ!!
私には絶対、ありえない!!!
そういえば、まだ五月に入ったばっかなのに、もぅすでに五人の男子生徒に告られてる……。
どんだけ、良い生活してるんですか?!
私にも、分けてよ~!!
いつも、心の中で叫んでます。
あぁ!
きっと、來玲乃の隣にはもうすぐ、男子が立つんだ!
そしたら……
「ごめんね、桐葉!」
「待って!」
そう言っても、離れて行くのね!←ただの妄想!
「うわっ。何で、俺ここの席なんだろ」
隣で声がした。
俺様悪魔バカ男の声。
「何よ! 私の事、そんなにイヤなんですか?」
「イヤだね」
「はぁ? 言ったわね!!」
「お前が聞くのが悪りぃいんだよ!」
「お前等! 喧嘩するな!」
何時の間にか来ていた先生に、注意されました。