。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
「ぜんぜん、大丈夫じゃねぇじゃん! めちゃくちゃ不安定になってるだろっ!!」
「大丈夫だから…大丈夫。だから、家には帰りたくない……!」
泣きじゃくる聖には少しきつい言葉かもしれないけど、今は一番この姿を見られたくないって言ってた桐葉がいる。
何とかしてここから離れねぇと!!
いろいろ考えてる間にも聖の状態は悪化する。
なんとか落ち着かせようとか思うけど、うまくいかねぇ。
桐葉も普段と違う俺らをみて焦ってるぽいし…
「悪いな、すぐ帰るから」
そう声をかけといた。
「別に帰らなくてもいいよ?」
「お前がよくても、ダメなんだよ。薬がねぇ…聖がこのまんまだ、かわいそうだからな……」
「落ち着くまで、まてばいいんでしょ? 別に私は構わないよ?」
「…いや、まぁそうなんだけどさ……」
どうすっかな…?
見られなくないっていってらけど、ここまできたらもうどうでもいいんか?
こんな状態で家かえれねぇし……
というか、俺も家、帰りたくねぇし……
どんだけ、気取ったて俺だって家帰るの嫌だからなぁ….
その時、
「ここにいようよ、どうせ斎だって、家に帰りたくないんでしょ?」
「……っ!」
聖に言われてしまった。
ここで、俺までダメになったら怪我人の桐葉に心配かけることになる、落ち着け……自分!!