。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
「イジメって、悪いことじゃないの?」
教室内に変な空気が流れる。
「このクラスの人間はみんな悪い子なんだね」
最後の一言でまた静かになった。
みんな、顔を見合わせている。
「大丈夫か?」
いつのまに、後ろに立っていたのか…
斎斗が耳元でつぶやく。
「ありがと…大丈夫だよ?」
体はガタガタ震えてるけどね…←それって、大丈夫なのっ?!
「無理すんなよ?」
「うん……」
「桐葉ちゃん?」
聖斗くんも耳元でつぶやく。
「僕らがついてるから」
「頼りないかもだけどさ…」
「1人でなんとかしようとか、思わないで?」
「俺らも一緒に考えてやるから」
そう告げられた言葉達は私の心に響く。