。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。





「うん、気づいてたよ」
「なんで、聖のことだけ応援してんだよー」
「えっ?! そんな、私の声聞こえてたのっ??」




まさか、聞こえてるとは思ってなかったから……
うわぁん、斎斗の機嫌を損ねちゃったよぉ。




「聞こえてるっつぅの!」
「あんなに女子が叫んでたのにっ?」
「毎日聞いてる声だぞっ! 聞こえるに決まってんだろぉ」
「そうなの?」




いやぁ、ありえないでしょ?
だって、ねぇ?
あんなに、いっぱい女子が叫んでたんですよ?
毎日聞いてるからってわかるものかね……




「斎、すごいね。いつもは、応援の声なんて気にしてないのに」




聖斗くんがクスクス笑いながらそう言った。




「はぁ? 今日はたまたまだっ!」
「そうなのー? 桐葉ちゃんがいt「もういいって!」




斎斗が聖斗くんの口を途中でふさいでしまったため変なところで言葉がとぎれる。




なになに?
桐葉ちゃんが、なに?

きになるんですけどっっ!!



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