。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
「はーい♪」
看護師さんがルンルンで歩いて行く。
斎斗は笑顔で、私と聖斗くんは沈んだ顔で呼ばれるのを待っていた。
「斎……なんで、あんなこといったの?」
「別にいいじゃん」
「どうせ、僕が大人しくなるからでしょ?」
「うーん、そうかも」
おい!
私はそれに巻き込まれたの?!←かわいそう…
「私、帰るっ」
なにいってんの? みたいな顔で斎斗に見られる。
「そんなの、ダメに決まってんだろ! それに、もうおそいっぽいぜ!」
看護師さんがよびにこようとこちらに歩いてきている様だった。
「そんなぁん」
もう、諦めるしかないみたい……