。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。




「無理すんな、バーカ! キモイだけだっての」




その通りですねっ。




でも、口で言い返せるような気力はなかった。




「今日、転校してきた双子…と、過去に何かあったの?」
「おい! 聖。お前いつも直球すぎだって!!」




なにやら、いいやってるようだがあまり耳に入ってこない。




今日こそさっさと別れて…
あの人達のこと考えなきゃ……。
でも、きっと逃がしてなんてくれないと思うけどね……。




「じゃあ、もう帰りまーす!」
「お前、ただの馬鹿じゃん」
「…帰ります!」
「教えてくれないとわからないよ」




ほらほらほらほらっ!!
やっぱり、こうなる!!
わかり切ってたことだけど、やめてくれって感じだね!!




「なにいってるの? 私なんともないよ♪」
「まだ、いうか!」
「もう、ばれてるんだから諦めればいいんだよ」




あれ…?
なんか、バカにされてません?




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