。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
「えっ?って私達、友達でしょっ?」
ニコリと微笑む…
その裏に隠してるのは、なんなの?
「友達だもんね」
そう返すのが精一杯だった。
なんか、自分に言い聞かせてるみたい…。
「ね、だから一緒に帰ろうっ!」
「…うんっ。あ、ちょっとトイレ行ってくる!」
そう言って、廊下に出てかけ出す私。
嘘吐きっ!
なんで、どうして…みんな嘘ばっかり……。
私も嘘吐きだけど、でも……
溢れ出す涙は止まる気配がない。
すれ違う生徒の視線が痛い。
あの時、死んじゃえばよかったんだ!
奇跡なんて起こらなかったらよかったんだ!
もう、嫌だよぉ……
"誰か、助けて"