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「1年前、蓮がね私のこと迷惑に思ってるっていう問いかけに頷いているのを聞いて、
蓮のこと解放してあげなきゃって思って
でも蓮のそばから離れることができなくて、
遠い大学に行って蓮に会わなくなれば、蓮の幸せを純粋に願えるかなって
蓮のこと忘れることができるかなって…」
私の声はか細くて、途切れていたりもしたけど、
蓮は静かに聞いてくれて、頭を撫でてくれて
いつもの蓮を感じ、安心して涙がでた。